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テストエンジニアとQAエンジニアの違いって何?【未経験者向けに説明】

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テスト
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テストエンジニア大学

ようこそ!テストエンジニア大学へ!

テストエンジニアとQAエンジニアの違いって何ですか?
二つともよく耳にする単語だけど違いがいまいちわかりません。

アオパパ学長

テストエンジニアとQAエンジニアって似たような仕事をしていそうな感じですよね。
エンジニア歴15年以上の私が実際のテスト現場から、テストエンジニアとQAエンジニアの違いを詳しく解説しますね。

まずは簡単に結論から図解を添えて書きますね!
後程、理由など詳細を書いていきます。

テストエンジニアベン図

テストエンジニアとQAエンジニアの違い
テストエンジニアは、”バグを見つける探偵”!
ソフトウェアやシステムを徹底的に調べ上げ、バグや不具合を見つけ出して修正をサポートします。
QAエンジニアは、”問題なく橋を渡る手引き役”!
プロジェクトのスタートからゴールまで、スムーズに進むように全体の流れを見守り、チームが品質の高い製品を作れるようにサポートします。

この記事を書いた人
目次

テストエンジニアとQAエンジニアってそもそも何?

テストエンジニアQAエンジニア

IT業界は、そのダイナミックな進化と共に、多くの専門職を生み出しています。その中でも、「テストエンジニア」と「QAエンジニア」は、ソフトウェア開発プロジェクトの品質を担保するうえで不可欠な役割を果たしています。では、これらの職種が具体的に何をするのか、そしてなぜ重要なのかを探っていきましょう。

ITプロジェクトの基本フロー

一般的なITプロジェクトは、アイデア発想からリリース、そして運用・保守フェーズまで、いくつかの基本的なステップを踏みます。これをソフトウェア開発ライフサイクル(SDLC)とも言います。主なフェーズには以下のようなものがあります。

  1. 計画: プロジェクトの目的、スコープ、リソース、時間枠を定義します。
  2. 設計: システムのアーキテクチャやデザインを作成します。
  3. 実装: コードを書き、システムを開発します。
  4. テスト: システムが要件を満たしているかを確認します。
  5. デプロイ: システムを本番環境にリリースします。
  6. 運用・保守: システムのパフォーマンスを監視し、必要に応じてアップデートや修正を行います。

テストエンジニアとQAエンジニアの基本的な役割

  • テストエンジニア: 主に「テスト」フェーズに関与し、システムが正しく機能しているか、要件を満たしているかを確認します。テストケースの設計、テストの実行、バグの報告などを行います。
  • QAエンジニア: プロジェクト全体を通じて品質を保証する役割を果たします。プロセスの設計、品質基準の設定、全体の品質管理、チームとのコミュニケーションなどを担当します。

なぜこれらの役割が必要なの?

ソフトウェアが私たちの生活の多くの側面に影響を与える中、その品質は極めて重要です。バグやシステムのダウンタイムは、ユーザーエクスペリエンスを損なうだけでなく、ビジネスにおいても大きな損失をもたらす可能性があります。

  • テストエンジニアは、バグを早期に発見→報告し、その修正をサポートすることで、製品の品質を保ちます。
  • QAエンジニアは、プロジェクト全体の品質を監視し、プロセスやチームのパフォーマンスを最適化することで、最終的な製品が高品質であることを保証します。

これらの役割を通じて、企業はユーザーに信頼される製品を提供し、ビジネスの成功を追求することができます。

QAエンジニア入門

QAエンジニア

まずはQAエンジニアについてお話しします。※詳細な内容は現場などにより異なることがあります。
QAエンジニアは、ソフトウェア開発のプロジェクトで、作られる製品の品質を守る大切な役割を持っています。
では、詳しく見ていきましょう。

1. QAエンジニアの主な役割と責任

QAエンジニアは、ソフトウェアが作られる過程を見守り、問題がないかをチェックします。もし問題があれば、それを修正してもらうように手伝います。ソフトウェアがユーザーに使ってもらえるようになるまでの全ての工程で、その品質を確保するのが主な仕事です。

2. QAエンジニアの一日

QAエンジニアの一日は、チームのミーティングから始まります。開発チームと一緒に、進捗を確認し、これからやるべきことを計画します。その後、テスト計画を作成したり、実施したり、バグを見つけて報告したりします。また、他のチームメンバーと連携して、プロジェクトがスムーズに進むようにサポートします。

3. QAエンジニアに求められるスキルと知識

QAエンジニアには、コミュニケーションが大切です。チームメンバーや他のチームと上手く連携をとることが求められます。また、問題を見つける力や、それを解決するための提案をする力も必要です。基本的なコンピュータの知識や、テストの方法について学ぶことも大切です。

4. QAエンジニアのキャリアパス

QAエンジニアとしてキャリアをスタートした後、経験を積むことで、チームリーダーやマネージャーとしてチームを引っ張る役割を担うこともあります。また、専門的な知識を深め、特定の分野(例えば、セキュリティや自動化)のエキスパートとしてスキルを伸ばす道もあります。

テストエンジニア入門

テストエンジニア入門

次は、テストエンジニアに焦点を当てて、その役割やキャリアについてお話しします。※詳細な内容は現場などにより異なることがあります。
テストエンジニアは、ソフトウェアが正しく動作するかを確認し、ユーザーに安心して使ってもらえる製品を作るお手伝いをします。
では、詳しく見ていきましょう。

1. テストエンジニアの主な役割と責任

テストエンジニアの主な役割は、ソフトウェアが仕様の通り、正しく動作するかを確認することです。具体的には、ソフトウェアがユーザーの要求を満たしているか、重大なバグがないかをテストします。そして、もし問題があれば、それを開発チームに伝え、修正をしてもらいます。

2. テストエンジニアの一日

テストエンジニアの一日は、テスト計画の作成やテストの実行、バグの報告など、テストに関するさまざまなタスクで構成されます。また、開発チームと連携をとりながら、テストの進捗を共有し、問題があれば解決策を話し合います。

3. テストエンジニアに求められるスキルと知識

テストエンジニアには、テストの技術やツールを使うスキルが必要です。また、コミュニケーションスキルも大切で、開発チームと協力して問題を解決していく力が求められます。さらに、ソフトウェアの仕組みを理解し、どこに問題が起きる可能性があるかを予測する力も大切です。

4. テストエンジニアのキャリアパス

テストエンジニアとしてキャリアをスタートした後、経験を積むことで、テストリーダーやテストマネージャーとしてチームを引っ張る役割を担うこともあります。また、テスト自動化やパフォーマンステストなど、特定の分野にスペシャリストとして深く関わる道もあります。


テストエンジニアは、ソフトウェアがユーザーに安心して使ってもらえる形でリリースされるための大切な役割を果たします。このキャリアを通じて、多くの人々の生活や仕事をサポートすることができるでしょう。

テストエンジニア or QAエンジニアあなたはどちらを選ぶ?

engineerどちらを選ぶ?

ソフトウェア開発の世界では、テストエンジニアとQAエンジニアは共に大切な役割を果たします。
しかし、テストエンジニアとQAエンジニアはどう違うのでしょうか?
そして、あなたにはどちらが合っているのでしょうか?一緒に見ていきましょう。

役割の違いを確認しよう。

  • テストエンジニアは、ソフトウェアが正しく動作するかを確認し、バグを見つけて報告します。
  • QAエンジニアは、プロジェクト全体の品質を保つ役割を果たし、プロセスや計画を見直して改善します。

必要なスキルの違いを確認しよう。

  • テストエンジニアは、テスト技法の技術やテストツールを使うスキル、バグを見つけるスキルが求められます。
  • QAエンジニアは、プロジェクト全体を俯瞰し、リスクを評価・管理するスキルやプロセス改善のスキルが大切です。

キャリアパスの違いを確認しよう。

  • テストエンジニアは、テストリーダーやテストマネージャー、またはテストの専門分野(自動化、パフォーマンスなど)に進むことがあります。
  • QAエンジニアは、QAマネージャーやプロジェクトマネージャー、または品質管理の専門分野に進むことがあります。

どちらの職種が自分に合っているか確認しよう。

テストエンジニアに向いている人はこんな人

  1. 詳細にこだわる人: テストエンジニアは、ソフトウェアの小さなバグも見逃さない、細かいチェックが必要です。
  2. 好奇心旺盛な人: 新しいテクノロジーやツールを学び、テストの方法を常に更新し、改善する姿勢が大切です。
  3. 論理的思考が得意な人: テストケースを作成する際に、システムがどのように動作するべきかを理解し、論理的に考える能力が求められます。
  4. コミュニケーション力がある人: バグの報告やテストの進捗を開発チームや他の関係者と共有することが多いので、コミュニケーションがスムーズにできることが大切です。

●QAエンジニアに向いている人はこんな人

  1. 大局を見る力がある人: QAエンジニアはプロジェクト全体を見渡し、どこにリスクがあるか、全体としてどう動いているかを把握する必要があります。
  2. 計画・組織力がある人: プロジェクトの品質を保つためには、計画を立て、それを実行し、チームを適切にオーガナイズする能力が求められます。
  3. 問題解決能力が高い人: プロジェクトにおける問題を早期にキャッチし、それを解決するためのアクションを考え、実行できる力が大切です。
  4. リーダーシップがある人: QAエンジニアは、品質保証のリーダーとして、プロジェクトチームを正しい方向に導く役割も果たします。リーダーシップを発揮し、チームをサポートできる能力が重要です。

(※注意)
上記で挙げたスキルは、理想的なスキルセットを示していますが、全てを持っていないとテストエンジニアやQAエンジニアになれないわけではありません。実際、多くのエンジニアは、キャリアをスタートする際にこれらのスキルの全てを持っていません。多くのスキルは、実際の仕事を通じて、経験を積みながら学んでいきます。


テストエンジニアとQAエンジニア、どちらもソフトウェア開発において欠かせない役割です。あなたの興味やスキルがどちらに重なるかを考えながら、キャリアを選んでいくと良いでしょう。どちらもやりがいのある道で、多くのソフトウェアプロジェクトが成功するためには必要不可欠な職種です。

未経験からテストエンジニア/QAエンジニアになるには?

未経験エンジニアデビュー

未経験からIT業界に飛び込むのは大きな一歩で勇気がいるかもしれませんが、適切な計画とリソースを利用すれば、テストエンジニアやQAエンジニアとして成功する道は開けています。
私も派遣社員としてテスターとなり、現在は正社員でテストリーダーとして働いています。

必要なスキルと知識を身につける方法

  • 基本的なIT知識: ソフトウェア開発の基本的な流れや、プログラミングの基礎(持っていると有利!必須ではないです。)を理解しましょう。
  • テストの基本: テストの種類やテストケースの作成方法について学びます。
  • コミュニケーションスキル: チームと効果的にコミュニケーションをとる方法を学びます。

おすすめの学習リソース

  • まずはエンジニア入門本で体系的に学習することをおすすめします。インターネットでも学べますが本が一番手っ取り早いです。

未経験ポジションの求人を探すコツ

完全な未経験でもOKな求人となるとかなり限られてきて、なかなか探すのは困難かと思います。
私の15年以上のテストエンジニアキャリアと採用担当の立場から厳選したエージェントを以下にピックアップしました。
よかったら参考にしてください。

7. まとめ

では、最後にもう一度おさらいしておきましょう!

テストエンジニアとQAエンジニアの違い
テストエンジニアは、”バグを見つける探偵”!
ソフトウェアやシステムを徹底的に調べ上げ、バグや不具合を見つけ出して修正をサポートします。
QAエンジニアは、”問題なく橋を渡る手引き役”!
プロジェクトのスタートからゴールまで、スムーズに進むように全体の流れを見守り、チームが品質の高い製品を作れるようにサポートします。

テストエンジニアとQAエンジニアは、ソフトウェア開発プロジェクトにおいて、製品の品質を保つ重要な役割を果たします。テストエンジニアは製品が正しく動作するかを確認し、QAエンジニアはプロジェクト全体の品質を保つ役割を果たします。未経験からこれらのキャリアを目指すことは十分可能で、多くのリソースを利用してスキルを身につけ、キャリアを築いていくことができます。

このブログを通じて、テストエンジニアやQAエンジニアになるための第一歩を踏み出す手助けになれば嬉しいです。どちらのキャリアも、コミットメントと学び続ける姿勢があれば、未経験からでも十分にスタートすることができます。

最後までご覧頂き、ありがとうございました。
良いテストエンジニアライフを!

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