【2023年秋・最新版】ソフトウェアテストおすすめ本5選！

私のこれまでの経験からテストエンジニアの勉強法をご紹介しています。
興味がある方はご覧くださいね！

ソフトウェアテスト初心者におすすめの本5選

1.【この1冊でよくわかる】 ソフトウェアテストの教科書 [増補改訂 第2版]

この本の難易度★☆☆☆☆

1. ソフトウェアテストの全体像を理解できる

この教科書は、ソフトウェアテストの全体像を理解するのに役立ちます。ソフトウェアテストの目的やテスト技法など、未経験者でもソフトウェアテストに関する基本的な知識を幅広く学ぶことができます。

2. 体系的に学習できる

この教科書は、体系的に学習できるように構成されています。ソフトウェアテストの基礎から応用まで、順を追って学習することができます。

3. 実践的なスキルが身につく

この教科書には、テストケースの作成やテスト実施などの実践的なスキルを身につけるための内容も含まれています。

具体的には、以下の内容を学ぶことができます。

• ソフトウェアテストの基本
• ソフトウェアテストのテスト技法
• テストドキュメントの作成方法
• テスト自動化

ソフトウェアテストの基礎知識を効率的に学びたい、実践的なスキルを身につけたい、という方におすすめの教科書です。

また、この教科書は、初心者にもわかりやすいように、丁寧な解説がされている点もポイントです。ソフトウェアテストの知識がまったくない方でも、安心して学習を進めることができます。

テストがわかればプログラムの全てがわかるはず。
プログラミングの授業では、ソフトウェアを作ることは多く語られるのですが、テストについてはあまり時間を取りません。
でも、このテストこそがプログラムの品質を担保する大事な作業なのです。
テストを体系的な教科書にしているのがいいですね。

出典　Amazon

読者が実際に使ったことのある製品を例に解説していくので、わかりやすい
ソフトウェアが誤作動を起こしては大変なので、完成までにいろいろなテストが必要だが、
この本は、各ソフトウェアテストについて、基礎から一つ一つ解説した本。
そもそもどういう品質が求められるか、についてを、序章でわかりやすく
表にしてあるので、そのあと読んでいくのに、非常に理解しやすくなっている。

出典　Amazon

2.ソフトウェアテスト教科書 JSTQB Foundation 第4版 シラバス2018対応

この本の難易度★★☆☆☆

現役ソフトウェアテストエンジニアがおすすめするポイントは、以下の3つです。

1. ソフトウェアテストの基礎知識が体系的に学べる

この参考書は、ソフトウェアテストの基礎知識を体系的に学ぶことができます。ソフトウェアテストの目的や種類、手法、ツールなど、ソフトウェアテストに関する基本的な知識を幅広く学ぶことができます。

2. 実際のテスト現場の広い知識が学べる

この参考書には、テストとは？から実際に現場でよく使われるテスト技法、テストマネジメントやテストツールの使用方法までわかりやすく解説されているため、初心者でもソフトウェアテストの内容を広く学ぶことができます。

3. 模擬試験問題で実力を確認できる

この参考書には、模擬試験問題が掲載されています。模擬試験問題を解くことで、自分の理解度を確認することができます。

具体的には、以下の内容を学ぶことができます。

• ソフトウェアテストの基礎
• テスト技法
• テストマネジメント
• テスト支援ツール

ソフトウェアテストの基礎知識を効率的に学びたい、実践的なスキルを身につけたい、という方におすすめの参考書です。

本来この参考書は「JSTQB Foundation」というソフトウェアテストの試験対策の本なのですが、上記のようにソフトウェアテストの内容が幅広く記載してあるのでテストのことを勉強したい人にもとてもおすすめな本です。
JSTQB Foundationは、ソフトウェアテストの基礎知識を問う試験です。この教科書を学習することで、試験対策にも役立てることができます。

試験に無事に合格しました
JSTQB FL試験の受験にあたりこの本を購入。
ソフトウェアテストやIT業界は未経験でしたが、無事一発合格しました。
シラバスではわかりにくい箇所を、この本で補うという使い方をしていました。

出典　Amazon

読みやすいけど誤字有り
読みやすいし分かりやすい
試験は受けていないですが、
全体的な基礎知識は得られると思います。
ただ24ページ目に誤字があったのは
うーんってところ…

出典　Amazon

JSTQBについて興味のある方はこちらをどうぞ！

3.知識ゼロから学ぶソフトウェアテスト 【改訂版】

この本の難易度★☆☆☆☆

1. テストの目的や意義を理解できる

ソフトウェアテストは、ソフトウェアの品質を担保するために重要なプロセスです。しかし、ソフトウェアテストの目的や意義を理解していないと、適切なテストを行うことができません。

この教科書では、ソフトウェアテストの目的や意義を、ソフトウェア開発の流れの中でわかりやすく解説しています。ソフトウェアテストの基本を学ぶ前に、まずはテストの目的や意義を理解することが大切です。

2. テストの知識とスキルをバランスよく身につけることができる

ソフトウェアテストには、知識とスキルの両方が必要です。知識がなければ、テストの目的や意義を理解できず、適切なテストを行うことができません。スキルがなければ、テストを効果的に実施することができません。

この教科書では、ソフトウェアテストの知識とスキルをバランスよく身につけることができるように、充実した内容になっています。ソフトウェアテストの基礎知識を学んだ後は、テスト技法やそのポイントを学ぶことができます。

3. ソフトウェアテストの最新トレンドを学ぶことができる

ソフトウェアテストは、常に新しい技術や手法が開発されています。アジャイルやクラウドなど新しめの開発手法に適したテスト方法など、より効果的なテストを学ぶことができます。

具体的には、以下の内容を学ぶことができます。

• ソフトウェアテストの基本
• テスト技法
• ソフトウェアテスト運用の基本
• ソフトウェアテスト品質管理の基本

ソフトウェアテストの基礎知識を効率的に学びたい、流れを学びたい人向けです。教科書というよりかは、読み物的な本になっています。

 読み易く、テスト入門者には良い本です
簡潔に書かれていて電車など移動中でも読み易かったです。
テストの分類やそのテストをやるための目的といったところが整理できたのが良かったです。

逆に中級者以上には物足りないかもしれません。

出典　Amazon

テストって大事だし楽しいんだよー
テストって何するの？　なぜするの？　どのくらいするの？　をケースをあげながら１から
丁寧に解説されています。　その中で、銀の弾丸はないというかテストの限界についてもふ
れられてもいます。　新人の学習教材にも最適ではないでしょうか

出典　Amazon

4.はじめて学ぶソフトウェアのテスト技法

この本の難易度★☆☆☆☆

1. テストに必要なテスト技法を重点的に学べる

この教科書は、ソフトウェアテストのテスト技法にフォーカスを当てたテスト技法の教科書です。
何故ここで該当のテスト技法を使うのかなど詳しく書かれています。

2. 体系的に学べる

この教科書は、章の並びが自然で読みやすく、内容もシンプルに書かれており初心者でも分かりやすくなっています。図を用いた説明も複数あり文章だけが苦手な人にもおすすめです。

3. 古いものだが現役で使える

この教科書の発売日は、2015年と少し古いですが現在でも現場で使用できる技法がたくさん載っており辞書的な役割でも使用することができます。

具体的には、以下の内容を学ぶことができます。

• ソフトウェアテストの基本
• テスト技法の詳細

ソフトウェアテストを実施する際はただやみくもにテストをするのではなく、テスト設計の段階でテスト技法を使用してテストケースを作成します。テスト技法はわかりにくいものもある為、この本ではそれを易しく詳細に学べます。

ソフトウェアテストの具体的方法論を纏めた本
ソフトウェアテストの具体的方法論のみを体系的に纏めた本です。テストの理解から、ホワイト/ブラックボックステストの方法論、スクリプト（ウォーターフォール）/探索テスト（アジャイル）、テスト件数を減らす方法が纏まっています。分かり易く、必要になった際に参照する事で役立つと思います。

出典　Amazon

やっと分かった
テストのことがとてもよく分かりました。
読むのも時間が掛からないので、
プログラマの方にもぜひ読んでもらいたいです。

出典　Amazon

5.ソフトウェアテスト技法練習帳 ~知識を経験に変える40問~

この本の難易度★☆☆☆☆

ソフトウェアテスト技法を実際に手を動かして学べる

この本は、ソフトウェアテスト技法の問題集的な位置づけの本です。
入門本では簡単な例を添えてテスト技法を解説されますが、なかなか現場でテスト技法を使ってみようとしても上手く使えない事が多いです。
そこでこの本では知識だけではなく実際に各テスト技法を使用して経験値に変えよう。そんなコンセプトで作成されている問題集となっています。
ほんとに易しい問題から難しい問題まで様々なテスト技法を手を動かしながら学ぶ事ができます。

私は現在、テスト設計も担当しています。
この本でテスト設計の基礎を手を動かして学んだお陰で実務でもスムーズにテスト設計を行えています。

具体的には、以下のテスト技法を学ぶことができます。

・同値分割と境界値分析
・デシジョンテーブル
・状態遷移テスト
・組合せテスト
・総合問題

貴重な問題集
テスト技法を学んでみてもテキストに載っている例題は簡単過ぎて現実ではあり得なかったり，実務で実践するには実業務は複雑すぎたりと，なかなか技法を身に付ける機会がない。
本書はそういった不満にピンポイントで答えてくれた。掲載されている問題も適度に複雑で現実味があり，解答も丁寧で思考の過程をトレースできるため独習に向く。

出典　Amazon

手を動かす本
本書にはテスト技法について、易しい問題から応用問題まで、多くの練習問題が用意されています。詳しい解説がついているため、独習も可能ですし、勉強会のテキストとしても最適です。
毎日、テストをしている実務者が作った本ですので、実践的でユニークな問題ばかりです。

出典　Amazon

ソフトウェアテスト初心者の勉強方法

1. 基礎知識を身につける

ソフトウェアテストは、ソフトウェア開発において重要なプロセスです。そのため、まずはソフトウェアテストに関する基礎知識を身につけることが大切です。基礎知識を身につけることで、ソフトウェアテストの目的や種類、手法などを理解することができます。

基礎知識を身につけるためには、上記で紹介したソフトウェアテストの入門書を読むのがおすすめです。
また、ソフトウェアテストの資格試験の勉強をすることも有効です。

2. 基礎知識を身に付けたら実践を重ねる

ソフトウェアテストは、知識だけでは上達しません。実践を重ねることで、テスト技法を使ったテストケースの作成やテストの実行方法などを身につけることができます。

実践を重ねるには、自分の手でソフトウェアをテストしてみるのがおすすめです。
まだソフトウェアテスト未経験で仕事に就いていない方は、実際にテストチームに参加して、ベテランのテストエンジニアから指導を受けるが一番の近道です。

3. 最新の情報に触れる

ソフトウェアテストは、常に新しい技術や手法が登場しています。最新の情報に触れることで、ソフトウェアテストのスキルを向上させることができます。

最新の情報に触れるためには、ソフトウェアテストに関するWebサイトやブログを閲覧したり、ソフトウェアテスト関連のカンファレンスやセミナーに参加したりするのがおすすめです。

また、上記で紹介したソフトウェアテストの資格試験の勉強をすることもおすすめです。ソフトウェアテストの資格試験は、ソフトウェアテストの基礎知識やスキルを問う試験であり、合格することで、ソフトウェアテストの知識やスキルを客観的に証明することができます。

以下はテストウェアシンポジウムを行っているイベントになります。
私も参加した事がありますが、テスト技法の使い方の説明や資格の情報など様々な内容を取り扱っています。
興味のある方は覗いてみてください！

まとめ

いかがでしたか？私は現在もテストエンジニアとして働いていますので、ソフトウェアテストに関してはプロです。
この記事内で紹介したソフトウェアテストおすすめ本はどれも自信を持っておすすめできます。
少しでも皆さんのソフトウェアテストの勉強に役立つと嬉しいです。

では最後にソフトウェアテストおすすめ本をまとめておきますね！

1.【この1冊でよくわかる】 ソフトウェアテストの教科書 [増補改訂 第2版]

2.

3.

4.

5.

最後までご覧頂きありがとうございました。
良いテストエンジニア ライフを！