ようこそ!テストエンジニア大学へ!
テストエンジニアって年収どれくらいなの?
テストエンジニアって言っても色んな職種があるから、それぞれ知りたいな。
年収は誰でも気になる所ですよね!
私の経験や知識から詳しく紹介しますね。
ソフトウェアやシステムの品質を担保するテストエンジニアは、近年ますます重要な役割を担っています。しかし、テストエンジニアの年収はいくらなのか、気になる方も多いのではないでしょうか。というか気にならない方はいないですよね!
本記事では、現役テストリーダーの私が、テストエンジニアの年収について徹底解説します。
テストエンジニアの年収の概要
テストエンジニアの年収は、200万円~600万円程度です。
国税庁の「民間給与実態統計調査結果(令和2年分)」によると、ソフトウェア開発者の平均年収は508万円です。そのうち、テストエンジニアの平均年収は450万円程度とされています。
テストエンジニアの年収は、経験やスキル、勤務先の規模や業種によって異なります。
テスターの年収
テスターは、ソフトウェアやシステムの動作を確認する業務を担当します。
テスターの年収は、200万円~400万円程度です。
テスターは、未経験からでも就職できる職種です。そのため、経験が浅いうちは年収が低くなる傾向があります。
次のテスト設計者へステップアップをするとテスト実施のみより年収は上がります。
年収アップを狙うなら、テスト実施のみで立ち止まらない事が大切です。
テスト設計者の年収
テスト設計者は、テストケースを作成してテスト計画を立てる業務を担当します。
テストリーダーの補佐的な立ち位置となり、テスト設計者の年収は、300万円~500万円程度です。
テスト設計者には、ソフトウェアやシステムの知識やテストに関するスキルが必要です。そのため、テスト設計経験やテストスキルを積むにつれて年収がアップしていきます。
テストリーダーの年収
テストリーダーは、テストチームを率いてテストを実施する業務を担当します。
テストリーダーの年収は、400万円~600万円程度です。
テストリーダーには、テストに関するスキルに加えて、リーダーシップやマネジメントスキルも求められます。そのため、リーダーとしての経験やスキルを積むにつれて年収がアップしていきます。
テストマネージャーの年収
テストマネージャーは、テストチーム全体を統括してテストプロジェクトを管理する業務を担当します。
テストマネージャーの年収は、500万円~1,000万円程度です。
テストマネージャーには、テストに関するスキルに加えて、プロジェクト管理や予算管理などのスキルも求められます。そのため、マネージャー経験やスキルを積むにつれて年収がアップしていきます。
テストエンジニアの年収アップの方法
テストエンジニアの年収アップには、以下の方法があります。
- 経験を積む
- スキルを磨く
- 資格を取得する
- 転職する
経験を積むことで、より高度なテスト業務を担当できるようになり、年収アップにつながります。また、スキルを磨くことで、より効率的にテストを実施できるようになり、年収アップにつながります。
なかなか自分のスキルを他人に証明するのって難しいと思うんですよね。
そこで最もおすすめなのが、資格を取得することです。資格を持つ事である程度のスキルを証明することができ、年収アップにつながる可能性があります。
資格に関しては以下の記事で詳しく紹介しています。
テストエンジニアの年収に関するアンケート調査の結果
株式会社リクルートが実施した「ITエンジニアの年収調査(2023年)」によると、テストエンジニアの年収は、経験年数別の平均値が以下のようになっています。
経験年数 | 平均年収(万円) |
0~3年 | 350 |
4~7年 | 450 |
8~10年 | 550 |
11年~ | 650 |
また、職種別の平均年収は以下のようになっています。
職種 | 平均年収(万円) |
テスター | 350 |
テスト設計者 | 450 |
テストリーダー | 550 |
テストマネージャー | 750 |
やはりテストエンジニアとしてはリーダー職やマネージャー職につきたい所ですね!
最近ちらほらテストエンジニア職って底辺なの?って聞こえてくる事もあるので、よかったら以下の記事も参考にしてください。
まとめ
テストエンジニアの年収は、200万円~600万円程度です。経験やスキル、勤務先の規模や業種によって異なります。
テストエンジニアとして年収アップをしたい方は、しっかりと自分の進みたい道を見つけて経験を積み、スキルを磨き、資格を取得するなどの方法が有効です。